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排水管の高圧洗浄は自分でできる?洗浄すべき場所や掃除の頻度などをご紹介

お掃除コラム

この記事は、株式会社環境システム社が執筆しています。

株式会社環境システム社は、「10年先のキレイを保つ清掃品質」の徹底により、日本全国の数多くの温浴施設・病院・福祉施設・飲食店などの清掃業務を請け負っています。

キッチンや浴室、洗濯機の排水時に水がスムーズに流れないときは、排水管が詰まっている可能性があります。排水管の中はブラシやスポンジで掃除をすることが難しいので、高圧洗浄機で定期的に汚れを落とす必要があります。

内部の汚れや臭いが気になり、家庭用の高圧洗浄機を使って清掃する事を検討している、という方も多いのではないでしょうか。

この記事では、家庭内で高圧洗浄機を使った清掃をご検討中の方に、以下のような点について詳しくご紹介します。

  • 排水管の高圧洗浄をするべき場所と頻度
  • 自分で、排水管の中の高圧洗浄をする方法
  • プロに高圧洗浄を依頼した場合の費用相場

ぜひ参考にしてみてください。

排水管の高圧洗浄は、なぜ必要?

排水口の周辺を日常的に掃除する方も多いと思いますが、汚れは、排水口の奥にある「排水管」にも付着していることが多いです。排水管の内部に付着した汚れは蓄積し、そのまま放置しておくと排水管の詰まりを引き起こしてしまいます。

また、排水管の汚れは詰まりを起こすだけではなく、悪臭や害虫の発生といった水回りのトラブルの原因にもなります。ある日突然、水が全く流れなくなってしまったり、悪臭のする汚水が逆流する可能性もあり得ます。

上記のようなトラブルを防ぐために、定期的な排水管の高圧洗浄が必要となるのです。

排水管の高圧洗浄をすべき頻度はどれ位?

排水管の高圧洗浄は、新築から7~8年が経過したら1回目を、その後は、3~5年ごとに1回の頻度で行うようにしましょう。

排水溝の高圧洗浄が必要になる場所

台所、キッチン周辺

油汚れや食材カスが原因となり、詰まりが生じます。キッチンは、特に使用頻度が高く日常的に汚れがたまりやすい場所なので、定期的なメンテナンスは欠かせません。

パイプクリーナーなどを使った洗浄もできますが、本格的な詰まり対策を行うのであれば高圧洗浄が最適です。

浴室、バスルーム周辺

お風呂場は、髪の毛や皮脂、せっけんのカスが蓄積して排水管が詰まります。

汚れを放置しておくと、排水管の内側に汚れが付着して、菅が狭くなって逆流します。そのため、早めの高圧洗浄が必要です。

洗面所、洗面台周辺

洗面所は浴室と同じく、髪の毛や皮脂、せっけんのカスが排水管の詰まりの原因になります。

整髪の際のヘアワックスの残骸も、排水管内に付着して詰まりを引き起こす原因になります。

洗濯機周辺

洗濯機の排水溝は、衣類から出るほこりやペットの毛、溶け残りの洗剤や柔軟剤などが詰まりの原因となります。

洗濯機の排水管が詰まると、すすぎや脱水の途中で、洗濯機が止まってしまうこともあります。

洗濯の最中に何回も洗濯機が止まってしまう場合や、排水口から悪臭がする場合は、できるだけ早めに高圧洗浄をしましょう。

排水管の高圧洗浄を自分で行う際の注意点

排水管の高圧洗浄用具は市販されていますので、ご自分で高圧洗浄することも可能です。ただし、排水管の構造に関する専門知識がない場合は、高圧洗浄によって排水管に傷をつけてしまう可能性があります。

排水管が傷つくと、水漏れを引き起こし、建物全体に被害が及ぶこともあるので注意が必要です。

自分で排水管の高圧洗浄をする場合は、このようなリスクを理解した上、実施してください。

排水管の高圧洗浄 を自分でやる場合の手順

1.排水口の周辺を掃除する

まずは、ゴミ受けなどの細かいパーツを取りはずします。取りはずしたパーツや排水口の周辺も綺麗に掃除しておきましょう。

2.ホースを入れて洗浄する

高圧洗浄機のホースを排水口の奥へと入れて、スイッチをONにすると、高圧で水が噴射されます。
排水管は曲がっている箇所が多いので、ホースを上手く操作しながら、排水管内部を綺麗にしていきましょう。

3.すべての排水口を洗浄する

家の排水管は全てつながっているので、1カ所を清掃しただけでは、詰まりの解消や予防になりません。
基本的に、トイレ以外の排水口は、すべて高圧洗浄を行いましょう。

排水管の高圧洗浄 はプロに依頼するのがおすすめ!!

ご自分での高圧洗浄も可能ですが、排水管の内側を傷つけてしまう可能性もあるので、あまりおすすめはできません。

排水管が傷つくと、水漏れを引き起こし、多額の修理費用が必要になってしまいます。
予期せぬトラブルを防ぐためにも、排水管の高圧洗浄はプロの専門業者に依頼するのがお勧めです。

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専門業者に依頼した場合の費用相場

高圧洗浄の料金は、排水管の長さや建物の状況によって変化しますが、一般的には3mまでの洗浄で2〜3万円前後が相場です。3m以上は1mの延長につき2~3千円が加算されます。

作業する人数によって、料金が加算されたり、作業料金の他に、基本料金が加算されたりするケースもあるので、事前に電話などで確認しておくといいでしょう。

まとめ

今回は排水管高圧洗浄の重要性や、ご自分で高圧洗浄をする方法について紹介しました。

浴室や台所、洗濯機などの排水口には、汚れや髪の毛、洗剤のカスなどが毎日蓄積していきます。そのため、定期的に高圧洗浄をして汚れを落とさないと、詰まりや逆流が発生してしまいます。

排水管の洗浄は、新築から7~8年経過後に1回目を行います。その後は、3~5年ごとに1回の頻度で、洗浄すると良いです。

排水口の高圧洗浄は、市販の用具を揃えればご自分でもできますが、排水管内部を傷つけると水漏れを引き起こす可能性があるので、専門業者に依頼するのがおすすめです。

専門業者に依頼した場合の費用は3mで2〜3万円前後、以降1m伸びるごとに2~3千円追加料金となるのが目安です。

専門業者なら排水管を傷つけることなく、清潔にしてくれるので、排水管の詰まりで悩んでいる方は、ぜひ1度問い合わせをしてみてください。

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