株式会社環境システム社は、「10年先のキレイを保つ清掃品質」の徹底により、日本全国の数多くの温浴施設・病院・福祉施設・飲食店などの清掃業務を請け負っています。
オフロ保安庁は、一般社団法人ニッポンおふろ元気プロジェクトの中にある、温浴施設と業者さんを繋ぐ会員制団体です。主にセミナー・講習会の開催や、風呂屋のお悩み相談室を運営していて、温浴業界の発展と専門知識の共有を目指し、業界関係者をサポートする重要な役割を果たしています。
温浴施設協会の皆さんも多く所属していたのもあり、アウェー感満載でしたが、たくさんの学びがありましたのでご紹介します。 オフロ保安庁さんHPリンク
初参加の第2回目サミットでは2人の講師がお話をしていました。1人目は温浴コンサルタントとして知られる小林経営企画事務所の小林さんでした。印象に残ったのが、脱衣場でのセルフ掃除セットと忘れ物管理です。
セルフ掃除セットは、施設側の課題「スタッフの清掃巡回の限界」とお客様側の「今の眼の前のゴミをどかしたい」の解決策でした。
一見すると非現実的に考えられるかもしれませんが、フードコートの台拭きと同じ考え方で、日頃からお客様と施設の良好な関係性が構築されていれば、双方にとって有益で視点を少しずらすことで、すぐにでも導入できると感じました。
忘れ物管理については、忘れ物の盗難防止を目的に鍵を店舗側で管理し、定時でロッカーチェックを行う仕組みです。最新の決済システムを導入してない施設にとっては、一見手間に感じられるかもしれませんが、お客様の問い合わせに「今から確認に行きます」という対応は手間以上の価値を生み出せます。お客様のメリットと施設側の効率性とが交わる点は難しい改善ではなく、視点を変えることで身近に見つけることができるとの気づきを得ることができました。
2人目の講師は、サウナサンの足立さんです。今年7月に設備トラブルで長期休業を余儀なくされ、11月のサミット登壇時にようやく再オープンの目処が立ったという状況の中、当時の裏話を共有してくださいました。
特に資金繰りの問題について語られた際には、私自身も事業承継者として悩んだ経験があり、強く共感しました。彼が直面した困難は私の比ではないものの、諦めずに挑戦を続ける姿勢や忍耐力に心を打たれました。登壇後の懇親会では、感動とエールを直接お伝えする機会をいただきました。
サウナサンの再オープンを願い、全国の温浴施設や飲食店が募金箱の設置、グッズの買い取り、チャリティーイベントの開催といった支援を行っていたことも紹介されました。特に興味深かったのは、足立さんがアウフギーザー(サウナでロウリュを行う専門スタッフ)として全国を回っていたことで、多くの人々とつながっていたという点です。
温浴業界にもこうした温かい繋がりが存在していることを知り、業界に関わる者として誇りを感じる機会となりました。
中四国エリアで最も人気の温泉施設として知られ、「鬼サウナ神社」という斬新なコンセプトでサウナ文化に新たな息吹を吹き込んでいます。サウナのプチリニューアルに加え、「喜助の湯ホスピタリティー」と呼ばれる独自のおもてなし精神が多くの人々を魅了しており、話題が絶えないその理由を支配人の臼意さんにお伺いしました
2016年に現在のような和の落ち着きがある湯治場コンセプトにリブランドして以降、過去最高実績を更新していましたが、コロナ禍突入の2019年以降は大きく下降していました。次なるリニューアルとして比較的低コストのサウナに予算を当てて集客しました。
当初苦手だったサウナに店舗責任者がハマったことがサウナを強化した大きい理由です。自分自身がまた来たくなる設備やサービスを提供することで必ず集客につながる自信がありました。今では、自分の感覚が世のサウナブームとマッチしていて良かったと安堵しています。
喜助の湯は「kSc(キスケサウナクラブ」というブランドを立ち上げ、サウナグッズの開発・販売を行っています。近年は店舗内の物販をサウナグッズメインに切り替えたことにより物販売上が好調です。その中のランキングは以下の通りです
・1位 今治タオル製サウナハット (右青色 3色展開)
日本有数のタオル産地地元今治産のサウナハットが圧倒的1番人気です。
喜助の湯では、サウナの楽しみ方をパンフレットや店舗内販促で掲示しています。
・2位 MOKUタオル
こちらも今治産タオルを使用した、サウナ・温泉とこれ1枚あれば入浴が完結する使い勝手の良いタオルが支持されています。喜助の湯のMOKUタオルでは、【kScのロゴ】や【風神サウナ】のイラストが人気です。
・3位 ボトルマーカー
可愛いデザインが受けて大人気です。500円(税込み)という求めやすい金額によりサウナ好きの方へのお土産やプレゼントに支持されています。
地方の温浴施設を盛り上げるため、またお客様の来店動機に繋がる施策として、季節や時事に即したイベント企画を積極的に実施しています。
企画を計画する時には、地元の特産品や人などの資源を活用することを心がけています。自分のお店だけが良い結果を得ることを目的とするのではなく、地元の魅力とWin-Winの関係に立つことが大切です。
また、認知を広げるためにテレビや新聞などのメディアに取り上げてもらうためにプレスリリースを大切にしています。それらのメディアはまだまだ地方や高年齢層といった所には大きな影響力を持っています。
喜助の湯さんは前回の武田さんを介して今回の特集をオファーさせていただきました。コロナ禍を
乗り越えたのは世の中のサウナブームとマッチしたことは大事な要因ですが、それ以上に
社内ベンチャーのような主体性、それを活かした会社の度量による要因の方が大きいと感じました。
当社の清掃マニュアルの作成の流れを約3分で説明しています
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