株式会社環境システム社は、「10年先のキレイを保つ清掃品質」の徹底により、日本全国の数多くの温浴施設・病院・福祉施設・飲食店などの清掃業務を請け負っています。
当社は12⽉より全国温浴施設協会に賛助会員として加盟しています
今回の会員交流会は採用に関する勉強会がメインでした。今話題のタイミーさん、協会役員でもある温泉道場の山崎さんの2本立てでした。まずは山崎さんの講演内容を紹介します
エンゲージメントの高い社員とは、単に職場の労働条件や環境に満足しているだけではなく、会社に対して情熱を持ち、自ら積極的に成長しようとする姿勢を持つ社員のことです。
彼らは、自分の仕事を通じて会社の発展に寄与しようと考え、「会社と共に成長し、未来を築くために頑張ろう」とする強い意欲を持っています。このようなエンゲージメントの高い社員が多い企業は、業績向上と深く結びついていると言われています。
エンゲージメントと業績の相関性
この考え方は、単なる「働きやすさ」を提供するだけでは企業の成長は限られることを示唆します。社員一人一人が会社と自分の成長を一体化させ、将来に向けたビジョンを共有できる環境が必要です。
例えば、清掃業界においても20代の若手社員を積極的に採用し、評価制度を整えたことで、成長と業績の向上を連動させる仕組みが形になりつつあります。しかし、「共に成長する」という点においては、まだ課題が残っており、今後さらに取り組む必要があると感じました。
温泉道場さんの事例では、「ONDOホールディング」として複数の社長を輩出する構想が展開されており、非常に多角的な事業展開が行われています。このような事業モデルにより、社員に店長以上のキャリアパスを提供し、社内でさらに高い役職やリーダーシップを発揮できる環境を整えています。
これは、店舗運営だけに限らず、より幅広い成長の機会を提供することで、エンゲージメントを高める効果が期待できます。
当社のように、比較的小規模な企業であっても、このようなキャリアパスを見直し、社員に成長の機会を提供できるよう工夫が必要です。
もちろん、全社員が社長になる機会を提供することは難しいかもしれませんが、何らかの形で成長の機会や自己実現を支援する仕組みづくりを進めることが求められます。
人材の採用と同様に、入社後の育成方法のアップデートも欠かせません。温泉道場さんは、海外研修などの積極的な育成プログラムを取り入れており、そのコストは確かに増加しますが、長期的な視点で見ると社員のエンゲージメント向上に大きく寄与すると考えています。
特に、育成に予算を増やしてでも投資する覚悟には、成長を注目される企業との違いを痛感しました。
タイミーのようなシステムは、人材派遣業に似ていますが、効率的な人材マッチングをシステムで行う点に特徴があります。
自社で全ての人材を管理する手間を削減しつつ、派遣される人材の質を一定に保つため、コストパフォーマンスの面でも一考の余地があります。このような外部リソースの活用も、業務効率化とエンゲージメント維持の一助となる可能性が高いと感じました。
タイミーも選択肢の1つなのでは
タイミーの仕組みは人材派遣と同等ですが、システムで人の依頼するなどの仕組みに特徴を感じましたが、現実に人が割と揃えていることに驚きました。
タイミーに登録してもらい、タイミーを介して働いた方が良いと思わせる維持管理に工夫があるのだろうと思います。自社での手間にかかる様々なコストを考えると外注をして、営業強化に振り切るのも検討に値するからこそ注目をされているのだと感じました。
今回の勉強会で得られた知見は、社員のエンゲージメントを高めることで会社全体の成長を促進するという点です。エンゲージメントが高ければ、社員は自身の成長と会社の成長を一体化させ、長期的な貢献を期待できるようになります。そのためには、ただの採用活動ではなく、育成やキャリアパスの提供、維持コストの投資を通じた一貫した取り組みが必要と感じました。
また、先行してい取り組んでいる企業はさらにレベルアップを進めるため、人材難の昨今ではその差が加速するばかりで、さらに置いていかれないためにも待ったなしで、華やかではなくとも、自社に置き換えた施策を実行する一歩を踏み出すことが必然と感じました。
日帰り施設に隣接する広大な芝生は元々グラウンドゴルフ場でした。コロナ禍前には、アクティブシニアの方が多く訪れ賑わっていましたが、コロナ渦中には使用者が激減しました。減少した分に変わる対策を考える中、キャンプが密を避けられると注目されていました。
様々な調査を経て、日帰り温泉に相性が良い『YOC養老温泉ゆせんの里キャンプ場』を2022年に小さく始めました。
グラウンドゴルフを行なっていた時は、食事と温泉をセットし、送迎も行い売上的にはあったものの、利益率的には大変でした。キャンプ場にした事により年間1000万円を超える利益が上がり、利用率が上がってきているRVパークを今後拡張します。
ゆせんの里では、キャンプ需要の高まりに応えるだけではなく、トレンドであるサウナ人気にも着目し、2023年3月にサウナをリニューアルしました。
新しいサウナは「ととのい」養老サウナと名付け、リラックス効果やリフレッシュを求める方々に好評です。特にサウナでしっかりと汗をかいた後に楽しめる水風呂は、養老山脈から湧き出る伏流水を掛け流しで使用しており、自然の恵みを存分に活かしており、その透明で清潔な水質が自慢です。
もう1つのイチオシは、地下1700メートルから湧き出る茶褐色に濁った塩化物泉です。
豊富なミネラルを含んでおり、体を芯から温め、肌に優しい効能があります。さらに、この温泉は循環なしの掛け流し方式で提供されていますので、常に新しい温泉が湧き出し、豊富な量のお湯でお客様を迎えています。施設自体は年季もありますが、温泉&水風呂は常にフレッシュな状態でお客様をお迎えしています。
ゆせんの里はお客様が健康的なライフスタイルで過ごす拠点を目指しています。養老には、豊かな自然が広がっており、美しい山々、水、広大な大地、そして癒しの温泉という素晴らしい資源が揃っています。
これらの自然資源を最大限に活かし、キャンプ場での自然体験やアウトドアアクティビティを楽しめます。都会の喧騒から離れ、心身ともにリフレッシュできる場をこれからも提供していきます。
さらに地域との連携を少しずつ進めています。訪れる人々が『養老』地域の魅力をより理解してもらえ、興味を持ってもらえる取り組みをこれからも行い地域を元気にしていきます。
貴重なお話ありがとうございました。
武田さんとはゆせんの里のサポートに入る前からの付き合いで、ここまでの経緯もお聞きしており
キャンプ場事業の成果をお聞きした時は心からうれしかったのを覚えています。今後も養老の持つ
ポテンシャルを活かした施設運営で、岐阜を盛り上げていってください。
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