オフィスの廊下

ブログ

ホーム > ブログ > 医療施設の施設清掃で病室・ベッド周りを清潔に!正しい清掃の手順を解説

医療施設の施設清掃で病室・ベッド周りを清潔に!正しい清掃の手順を解説

ブログ

ベッド柵や床頭台はどの順番で拭く?病室清掃の手順と守るべきルール

病室清掃には、守るべき順番とルールがあります。
基本は「上から下へ、奥から手前へ、きれいな場所から汚れた場所へ」の3原則で、ベッド柵や床頭台などの高頻度接触面は1日1回以上の清拭が目安とされています。
この原則を外すと、拭いたはずの場所に汚れを戻すことになり、清掃が院内感染のリスク要因に変わってしまいます。
「今のやり方で合っている?」「どこまで消毒が必要?」「委託業者はちゃんとやってくれている?」。
清掃担当者からも看護部からも、そんな不安の声がよく聞かれます。
病室は患者さんが1日の大半を過ごす生活空間であり、治療の場でもあるため、一般清掃の感覚では判断に迷って当然です。
この記事では、病室・ベッド周り清掃の正しい手順と順番、守るべきルール、委託時の確認ポイントまで具体的に解説します。

この記事のポイント3つ

  • 清掃は「上から下・奥から手前・清潔区域から汚染区域へ」の3原則で進める
  • ベッド柵・床頭台・ナースコールなど高頻度接触面が最優先の清拭対象
  • クロスの使い回しは厳禁。1患者1クロスの考え方が基本

この記事の結論

  • 一言で言うと「順番とクロス管理を守れば、病室清掃の質は安定する」
  • 手順は換気→ゴミ回収→高所→接触面→床の流れが基本
  • 退院時清掃(ターミナルクリーニング)は日常清掃と分けて実施する
  • 委託する場合は手順書と教育体制の有無を必ず確認する

病室清掃の基本手順…どの順番で、何を、どう拭くか

清掃前の準備と3原則…いきなり拭き始めないことが第一歩

病室清掃は、拭き始める前の準備で質が決まります。
まず患者さんへの声かけと換気、ゴミの回収から始めます。
そして「上から下へ、奥から手前へ、きれいな場所から汚れた場所へ」の3原則に沿って進めます。
ホコリは上から落ちるため、高い場所を後に拭くと二度手間になります。
出入口付近から拭き始めると、奥へ進む動線で床を汚してしまいます。
よくあるのが、目についた汚れから手を付けてしまい、動線がぐちゃぐちゃになるパターン。
順路を固定化するだけで、拭き残しは大きく減ります。
また、清掃中は患者さんの私物に無断で触れない、点滴ラインや医療機器のコード類には手を出さない、といった配慮も病室ならではのルールです。
「動かしていいのはどこまでか」を看護部と決めておくと、清掃者が安心して作業できます。

ベッド柵・床頭台・ナースコール…高頻度接触面の清拭ルール

ベッド周りで優先すべきは、手がよく触れる場所です。
ベッド柵、床頭台、オーバーテーブル、ナースコール、電灯スイッチ、ドアノブ。
厚生労働省の院内感染対策の考え方でも、高頻度接触面の定期的な清拭は環境整備の基本とされています。
清拭は1日1回以上が目安で、汚染時はその都度対応します。
クロスは1面拭いたら折り返し、同じ面で拭き続けないのが基本動作です。
そして病室ごと、少なくとも患者さんごとにクロスを交換します。
実は、この「1患者1クロス」の考え方が守られていない現場は少なくありません。
洗剤や消毒剤は材質を傷めないよう、施設のルールに沿って選定します。

床清掃とカーテン・ベッドメイキング…見落としやすい箇所の頻度目安

床は接触面より優先度は下がりますが、除塵と湿式清掃を毎日行うのが一般的です。
乾いたモップで舞い上げるとホコリが空気中に飛ぶため、ダスタークロスでの除塵後に水拭きという流れが基本です。
カーテンは接触の多い割に交換頻度が低くなりがちで、定期交換と汚染時交換のルール化が必要です。
ケースによりますが、ベッドマットや枕のカバー交換頻度も含め、リネン管理と清掃の役割分担を明文化しておくと、看護部との認識ずれを防げます。
ベッド下や窓のサッシ、エアコンの吹き出し口も、週1回など頻度を決めて点検対象に入れておきたい場所です。
毎日やる場所と週次でやる場所を分けるだけで、限られた時間でも清掃の質は保てます。

病室清掃で守るべきルールと運用…退院時清掃・教育・委託の考え方

退院時清掃(ターミナルクリーニング)は日常清掃と何が違うか

患者さんが退院した後の病室清掃は、日常清掃と区別して行います。
次の患者さんを迎えるため、ベッド全体、マットレス、床頭台の中、ロッカー内部まで範囲を広げて清拭します。
日常清掃では触らない場所こそ、退院時にリセットする対象です。
消毒剤での清拭範囲も日常より広げ、次の入院患者さんに前の方の痕跡を一切残さないことが目標になります。
時間の目安は1床あたり20〜30分程度を確保する施設が多いようです。
ある療養型の病院では、退院時清掃のチェックリストを写真付きで作り直したところ、清掃担当者の作業時間は数分延びた一方、看護師からの「拭き残し指摘」がほぼなくなったそうです。
最初は「項目が増えて面倒になるだけでは」と現場は乗り気でなかったといいますが、確認のやり直しが減った分、結果的に負担は軽くなったといいます。

清掃スタッフの教育と情報共有…感染リスクは手順書だけでは防げない

病室清掃の質は、手順書と教育の両輪で保たれます。
医療法では、医療機関に院内感染対策のための体制確保が求められており、清掃を含む環境整備もその一部として位置づけられます。
清掃スタッフには、標準予防策の考え方、手袋・手指衛生のタイミング、感染症患者さんの病室に入る際のルールを教育しておく必要があります。
現場スタッフ曰く「『この部屋は最後に回してください』という一言の連携があるだけで、清掃の安全性は全然違うんです」とのこと。
看護部と清掃側の情報共有ルートを決めておくことが、手順書以上に効くこともあります。
朝礼での申し送りに清掃担当も加わる、連絡ボードに注意部屋を書く、など方法は施設に合わせて選べば十分です。

委託業者に任せる場合の確認ポイント…実績と教育体制を見る

病室清掃を外部委託する場合、確認すべきは価格より中身です。
医療施設での清掃実績、スタッフへの感染対策教育、手順書の整備、報告体制の4点を比較してください。
費用は一般的な相場として、病院の日常清掃は面積や病床数、作業範囲によって大きく変わるため、仕様を揃えた相見積もりが前提になります。
ある有床クリニックでは、委託業者を選ぶ際に2社へ現場見学を依頼しました。
正直なところ、見積金額はほぼ同じでしたが、片方は病室のクロス交換ルールを具体的に説明でき、もう片方は「きれいにします」の一点張り。
最終的に前者を選び、院長は「説明できる業者は現場も安定している」と振り返っています。
迷ったときは、手順を言葉で説明できるかどうかを判断材料にしてみてください。

よくある質問

Q1:病室清掃は1日何回行うべきですか?

A1: 日常清掃は1日1回が基本で、高頻度接触面は1日1回以上の清拭が目安です。
汚染が発生した場合はその都度対応します。

Q2:ベッド周りはどの順番で拭けばいいですか?

A2: 上から下へが原則です。
オーバーテーブル→床頭台→ベッド柵→ベッドフレームの流れで、最後に床を清掃します。
クロスは面を折り返しながら使います。

Q3:クロスやモップはどう管理すべきですか?

A3: 病室ごと・患者さんごとに交換し、使い回しは避けます。
使用後は洗浄・乾燥まで行い、湿ったままの保管は細菌繁殖の原因になるため厳禁です。

Q4:消毒剤は何を使えばいいですか?

A4: 環境清拭には施設で定めた洗浄剤・消毒剤を使用します。
アルコールや第四級アンモニウム塩系などが使われるのが一般的ですが、材質と施設ルールに従って選定してください。

Q5:退院時清掃では日常清掃と何を変えるべきですか?

A5: 範囲を広げます。
マットレス、床頭台やロッカーの内部、カーテン交換まで含めてリセットするのが退院時清掃です。
チェックリスト化が有効です。

Q6:感染症の患者さんの病室はどう清掃しますか?

A6: 施設の感染対策ルールに従い、防護具の着用、清掃順序(最後に回す等)、専用道具の使用を徹底します。
看護部との事前の情報共有が前提です。

Q7:病室清掃の委託費用はどのくらいですか?

A7: 病床数・面積・作業範囲で大きく変わるため一概には言えませんが、仕様書を揃えた複数社見積もりで比較するのが確実です。
価格差より教育体制の差を重視してください。

まとめ

この記事のまとめ:要点3つ

  • 病室清掃は「上から下・奥から手前・清潔から汚染へ」の3原則と順路の固定化で安定する
  • ベッド柵・床頭台などの高頻度接触面を1日1回以上清拭し、1患者1クロスを徹底する
  • 退院時清掃は範囲を広げて別立てで実施し、委託時は実績と教育体制で業者を選ぶ

病室は患者さんの生活空間であり、清掃の質がそのまま療養環境の質になります。
まずは自施設の清掃順路とクロス管理のルールを確認してみてください。
運用に不安があれば、複数社を比較しながら、医療現場を理解した清掃業者に相談してみるのも一つの方法です。


施設清掃とは?

温浴施設・医療施設・飲食店など、すべての施設に共通する「清潔を維持する考え方」についてはこちらをご覧ください。
👉https://kankyosoji.com/?p=14833

関連記事


🧹 株式会社 環境システム社

地域密着の清掃・警備サービス

📍 本社
〒501-6105
岐阜県岐阜市柳津町梅松1-100

📍 関東営業所
〒350-0857
埼玉県川越市松郷733-4

📞 TEL:058-387-7068
(本社につながります)


🚿 事業内容

・日常清掃管理業務
・定期清掃業務
・グリーストラップ清掃
・🚧 交通警備/🅿 駐車場警備


📩 お問い合わせ・資料請求

👉 https://kankyosoji.com/contact


📱 SNSでも情報発信中!

📸 Instagram
https://www.instagram.com/kankyosoji.keibi/

🎵 TikTok
https://www.tiktok.com/@kato.kankyo


💬 清掃・警備のことならお気軽にご相談ください!
現場に合わせた最適なプランをご提案いたします✨

値上がりした電気代を下げたい方へ

弊社では、値上がりした電気代を下げたいという業者様に向けて、エアコン電気料金の削減対策を行なっています。大掛かりな設置作業は不要なため、今すぐできる節電対策です。

資料

温浴施設専用・清掃完全マニュアル無料でお送りします。

温浴施設専門の清掃会社として培ってきた独自のノウハウが詰まった、温浴施設専用清掃マニュアルの資料を無料でお送りいたします。

まずはお気軽に
お問い合わせください