高齢化社会になり、介護・福祉施設の需要が高まっています。
介護や福祉施設の規模を拡大するにあたって、人件費や維持費など経営していくのに費用がかかります。毎月かかる固定費を減らしたいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
固定費を減らすときは電気代を削減すると良いでしょう。
今回は、介護・福祉施設の電気代を削減する方法をご紹介します。
株式会社環境システム社は、「10年先のキレイを保つ清掃品質」の徹底により、日本全国の数多くの温浴施設・病院・福祉施設・飲食店などの清掃業務を請け負っています。
介護施設では、照明やエアコンなど電気代が高くなりがちです。介護施設の電気代が高くてお困りの方もいるでしょう。
介護施設の電気代を抑える方法9選ご紹介するので、取り組めることから始めてみてください。
介護施設で白熱電球を使用している場合は、LED電球への交換がおすすめです。
白熱電球の使用可能時間は約1500時間で、LED電球は約4万時間とLED電球の寿命はとても長いです。
LED電球の方が価格は高めですが、交換回数を減らせるので、結果的にはコスト削減につながります。
介護施設では、人の出入りが多い場所と少ない場所があります。
そのため、使われていない部屋の電気がつけっぱなしになっているということも多いでしょう。
電気の使用頻度が低い部屋は、人感センサーライトの活用を検討してみてください。
人感センサーライトを設置すると、人のいない部屋は自動的に電気が消えるので、電気使用量削減につながります。
スタッフのエレベーター利用頻度を減らすと、電気代節約に繋がります。
介護施設は、高齢者が多く、エレベーターの利用頻度が高い傾向にあります。
スタッフのみで移動する場合は階段を利用するのがおすすめです。スタッフの意識次第で電気代の節約になるので、すぐに取り組んでみてください。
照明の明るさを抑えることでも、節電につながります。利用している照明に明るさの調整機能が付いているかどうかを確認しましょう。
明るさを変更できる場合、照度500ルクスを目安にしてみてください。
照明を暗くしすぎてしまうと、高齢者の生活にも影響を及ぼすので、様子を見ながら調節するようにしましょう。
また、照明器具の数を減らすことで、明るさの調整を行うことでも節電につながります。
利用頻度が少ない部屋の照明器具を間引き、不要な照明器具の数を減らすようにしてください。
窓の外にグリーンカーテンを設置することで室内温度が上昇するのを抑えることができます。
グリーンカーテンを活用すると、窓から入る日差しを80%程度防ぐことができると言われています。
介護施設では、夏場のエアコン電気代が高額になる傾向にありますが、グリーンカーテンを設置することで、エアコンの電気代節約が可能です。
高齢者とスタッフがレクリエーションとして、種まきや水やりを一緒に行うと親睦が深まりやすいです。
介護施設の空調は、電気消費量が大きい夏場と冬場に消費電力が多くなります。
夏は空調の設定温度を1度上げ、冬は1度下げると、消費エネルギーを10%下げることができます。
設定温度は、冷房は28度、暖房は20度が目安と言われています。高齢者やスタッフの体調を見ながら、設定温度の調整を行いましょう。
定期的なエアコンの清掃をすると、消費電力の削減に繋がります。
普段からフィルターのお手入れやエアコン周りの掃除をしているかもしれませんが、それに加え、エアコンの内部の清掃を専門業社に依頼することをおすすめします。
環境システム社は、介護施設の空調洗浄の実績も豊富で、高い清掃技術を誇る会社です。
さまざまなタイプのエアコンの清掃を承っておりますので、お気軽にご相談ください。
温浴施設専門の清掃会社として培った独自のエアコンカウンセリングをさせてください
その他、排水管高圧洗浄の無料診断も行っております。
エアコンの電気代を節約できる商品の活用も検討してみてください。
例えば当社では、エアコンのフィルターに設置するだけで消費電力が抑えられる「MS-RDK(エアコン用省エネルギー部材)」や年数が経っているエアコンにおすすめの「MS-AC(エアコン用コンプレッサー性能回復剤)」を取り扱っています。
大掛かりな工事が不要で、簡単に設置できますので今すぐ電気代を下げたいとお困りの方におすすめです。
契約している電力会社や料金プランを見直すと、電気代を減らせる可能性があります。
電気の小売自由化によって、多くの民間企業が参入しており、電気料金プランも数多くあるので、介護施設に合ったプランを選択してください。
介護施設内で節電を意識するのは運営していく上で大切ですが、節電を極めすぎて、スタッフの仕事効率が下がったり、体調不良になったりすると本末転倒です。
介護施設内で節電するときに気を付けるべき点を見ていきましょう。
脱水症状や熱中症になりやすい高齢者にとって、過度な節電は体調を崩す恐れがあり、注意しなければなりません。
介護施設で働くスタッフのエレベーターの利用制限を設けている場合、仕事効率が下がるだけでなく、スタッフも体調不良に陥る可能性があり、気を付ける必要があります。
過度な節電は行わず、無理のない範囲で取り組むようにしましょう。
世界情勢により、電力価格が高騰している傾向にあります。
電気料金を切り替えると必ずしも電気代が安くなるわけではないため、切り替えの際はしっかりと比較検討をするようにしてください。
エアコンの清掃を自分で行おうとすると、奥の方の汚れが気になり、必要以上に掃除したくなる方もいるでしょう。
しかし、エアコンの専門知識がないにもかかわらずエアコンの内部を清掃しようとすると、故障する可能性があります。
鋭利な道具でエアコンを掃除すると、エアコンが破損してしまうケースも生じ、気を付けなければいけません。
エアコンの内部洗浄をする際は、専門業社に依頼するようにしましょう。
エアコン清掃について、以下の記事で詳しくご紹介しています。
介護・福祉施設の電気代を削減する方法をご紹介しました。
実践できそうなものから取り組んでみましょう。過度に節電を行うと、スタッフや高齢者の体調を崩す恐れがあるため、様子を見ながら行うようにしてください。
環境システム社では、介護・福祉施設に設置されている業務用エアコンだけでなく、施設内の清掃方法に関する相談も承っております。
清掃マニュアルの資料請求も受け付けておりますので、ぜひ環境システム社にご連絡ください。
値上がりした電気代を下げたい方へ
弊社では、値上がりした電気代を下げたいという業者様に向けて、エアコン電気料金の削減対策を行なっています。大掛かりな設置作業は不要なため、今すぐできる節電対策です。
まずはお気軽に
お問い合わせください