オフィスや店舗に業務用エアコンの設置は必須です。
「業務用エアコンの電気代がかかりすぎる…。」とお悩みの方もいるでしょう。これから業務用エアコンの設置を考えている場合は、1ヶ月の電気代がどれくらいかかるか計算方法を知りたい方もいるかもしれません。
この記事では、業務用エアコンの電気代の計算方法や電気代を削減する方法をご紹介します。
すぐに実践できる電気代節約方法もお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。
株式会社環境システム社は、「10年先のキレイを保つ清掃品質」の徹底により、日本全国の数多くの温浴施設・病院・福祉施設・飲食店などの清掃業務を請け負っています。
業務用エアコンの電気代は1ヶ月にどれくらいかかるのかを見ていきましょう。
消費電力(kW)×使用時間(h)×電力量料金(円/kWh)=電気代(円)
業務用エアコンの消費電力と、使用している時間・契約している電力会社の電力量料金を当てはめて計算していきます。
三菱が発売している業務用エアコンの「PLZ-ERMP80H3」を参考にします。
商品名 | 冷暖房 | 消費電力 | 1日の電気代 | 1時間の電気代 | 1ヶ月の電気代 |
---|---|---|---|---|---|
PLZ-ERMP80H3 | 冷房 | 1.98 kW | 535円 | 53円 | 11,761円 |
暖房 | 2.01 kW | 543円 | 54円 | 11,939円 |
消費電力(1.98kW)×使用時間(10h)×電力量料金(27円/kWh)=535(円)
消費電力(1.98kW)×使用時間(10h×22日)×電力量料金(27円/kWh)=11,761(円)
業務用エアコンの電気代を削減する方法は、主に7つあります。
設定の変更など簡単に取り組めることから実践してみてください。
冷房が稼働していない室内に入ったときに、外の空気より暑いと感じた経験をしたことはありませんか?
そのような時には、すぐにエアコンを稼働させるのではなく、まず窓を開けて室内の熱気を逃してから、エアコンを稼働させるようにしましょう。風上と風下の2ヶ所の窓を開けると、風が通りやすくなり、空気が循環します。
室内の熱気を逃した後にエアコンを稼働させると、効率よく部屋を涼しくでき、電力の節約に繋がります。
風量を「自動」に設定すると、部屋の温度が設定温度になるよう、業務用エアコンが効率よく風量を調節してくれます。
「弱風」設定にしておいた方が、節電に繋がるのでは?と考える方も多いですが、エアコン冷房の「弱風」と「自動」を同じ時間使用して消費電力を比較した結果、「自動」に設定したエアコンの方が消費電力を約3割抑える結果になることがわかっています。(参照:ダイキン「エアコン冷房で誤解の多い4つの節電術を検証せよ!」より)
業務用エアコンの風向きを「水平」設定にすることでも消費電力の削減につながります。
冷たい空気は重く床付近に溜まりやすく、温かい空気は軽いため天井付近に溜まりやすいという性質を持っています。そのため、冷房使用時に風向を下向きにしてしまうと、床付近は十分に涼しいのに、エアコン付近は暖かいという状況になり、エアコンが部屋をさらに涼しくしようと電力をさらに消費してしまいます。
風向を「水平」に設定することで、冷気が自然と部屋全体に広がるため「下向き」設定より消費電力を削減することが可能です。
冷房をつけていても「少し暑いな・・・。」と感じるありませんか?
そんな時設定温度を1℃下げてしまいがちですが、実は温度設定はそのまま、風量設定を「強」にする方が約半分くらいの消費電力で室内を冷やすことができ、節電になります。(参照:ダイキン「エアコン冷房で誤解の多い4つの節電術を検証せよ!」より)
エアコンは風量を調節する時と比較して、温度設定を変更するときの方が電気を多く消費するためこのような結果になります。
室外機周辺の温度を低くすることで節電効果が期待できます。
室外機を冷やすといっても様々な方法がありますが、室外機用の日除けパネルなどを使用して、日陰を作るのがおすすめです。直接水で室外機を冷やしてしまうと、故障の原因となりますので、室外機周辺に水をまくなど室外機周辺の温度を下げる対策をしましょう。
サーキュレーターや扇風機を使って体感温度を下げることでも、電気代節約につながります。
業務用エアコンの設定温度を過度に高くしたり低くしたりすると、電気代が高くなりがちです。
体感温度が適温であれば温度設定を適切に保てるため、夏の場合、扇風機を同時に使用し風を送れば、体感温度が下がり、エアコンの温度を極端に下げなくても涼しく感じられます。
エアコンの消費電力を抑える商品を購入し、設置するという方法もあります。
当社では「エアコン用省エネルギー部材」や「エアコン用コンプレッサー性能回復剤」の活用をおすすめしています。
吸込み気流の変化と特殊加工したセラミックスの効果でエアコンの消費電力を抑制する「MS-RDK(エアコン用省エネルギー部材)」は、既存のエアコンフィルターに取り付けるだけで電気代節約になります。
冷凍基油に金属表面の修復保護作用のある、RVS粒子を配合した潤滑添加剤「MS-AC(エアコン用コンプレッサー性能回復剤)」の活用もおすすめです。経年劣化したエアコンの性能を回復させて消費電力が削減します。
まずは御社のエアコン電気代削減のシミュレーションを提出させてください。そのための現地調査を行います。
無料現地確認を依頼したからと言って購入しなければいけないということはありません。お気軽にお問合せください。
業務用エアコンの耐性について、以下の記事で詳しくご紹介しています。
業務用エアコンの電気代を節約するためには、電力会社の契約内容を確認してみてください。プランを見直すと、電気代が下がる可能性があります。
また、他の電力会社で契約した方が電気代が安くなることもありますので、複数の電力会社の比較をしてみてください。
業務用エアコンのフィルター清掃は2ヶ月に1度行うのがおすすめです。
業務用エアコンのメンテナンスをしないと、フィルターに埃などの汚れが付着し空気を吸い込む力が弱くなってしまいます。室内の温度を調節するのに、業務用エアコンに負荷がかかり、消費電力が増え、結果的に電気代が高くなってしまいます。
また、業務用エアコンの清掃はフィルターの掃除だけでなく、定期的にエアコン内部の清掃も必要です。ただ、内部を掃除するには、分解し清掃を行わなければならないため、専門業者への依頼を強くおすすめします。
当社では、エアコン清掃はもちろん、点検やエアコン清掃年間計画書を作成し、清掃するべき時期を管理いたします。
業務用エアコンの掃除やメンテナンスをしないと、消費電力が増えるだけではなく、カビも発生しやすくなり、アレルギーや喘息の原因となる可能性もあります。
定期的に業務用エアコンの掃除やメンテナンスを行うようにしましょう。
業務用エアコンの電気代の計算方法と電気代を削減する方法をご紹介しました。 ちょっとした設定の変更で電気代を削減する方法もご紹介しましたので、ぜひすぐに試してみてください。
業務用エアコンのメンテナンスでお困りの場合は、環境システム社にお任せください。
清掃マニュアルの資料請求も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
まずは御社のエアコン電気代削減のシミュレーションを提出させてください。そのための現地調査を行います。
無料現地確認を依頼したからと言って購入しなければいけないということはありません。お気軽にお問合せください。
値上がりした電気代を下げたい方へ
弊社では、値上がりした電気代を下げたいという業者様に向けて、エアコン電気料金の削減対策を行なっています。大掛かりな設置作業は不要なため、今すぐできる節電対策です。
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