株式会社環境システム社は、「10年先のキレイを保つ清掃品質」の徹底により、日本全国の数多くの温浴施設・病院・福祉施設・飲食店などの清掃業務を請け負っています。
「業務用エアコンから水が漏れて困る」というご相談を受けることがあります。
飲食店で、せっかく作った料理にエアコンから漏れた水が入ってしまったら…。
オフィスで大事な書類に水がかかってしまったら…。
お客様に水がかかってしまったら…。
場合によっては大きな損害を招きかねません。
そんなエアコンからの水漏れ、事前に避けられるのなら避けたいですよね。
業務用エアコンは家庭用エアコンよりも耐久性が高く作られています。
しかし、水漏れは放っておくと他の部位に悪影響を及ぼすため早めの対処が必要です。
今回は、業務用エアコンの水漏れが起こった時の原因の見つけ方、水漏れの具体的な対処法について解説していきます。
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業務用エアコンの水漏れが起こる原因は大きく分けて3つあります。
早めに原因を見つけて対応しましょう。
業務用エアコンの水漏れの一番多い原因は、ホコリや汚れによる詰まりです。
エアコンは室内の空気や外気を取り込み、温度調節して、室内に冷たい空気などを放出します。
その際、空気中のほこりや油脂分、小さなゴミがエアコンの内部に付着して、蓄積してしまうのです。
ホコリや汚れの大きなものは、エアコン内のフィルターにより防ぐことができますが、細かなものはどうしてもエアコン内部に蓄積していきます。
このホコリや油脂分、ゴミは結露水により、ドレンパンという業務用エアコンの内部の受け皿に蓄積されます。そこに細菌が繁殖し、さらなる汚れが広がっていくのです。
特に、長い間掃除を行っていないエアコンは、カビや埃がどんどんたまっていきます。
そこに冷房時に発生した水が合わさりヘドロ状になり、ドレンホースが詰まります。ドレンホースが詰まると水が流れていかなくなるので、ドレンパンに水が溜まり、容量オーバーした水がエアコンから漏れます。
こうして排出されずに、エアコン内部で溜まった水があふれ出すことで、水漏れが発生します。
この溜まった水は手動で吐きだすことで、一時的に水漏れが解消します。
しかしそれは、あくまで対処療法的なので、エアコン内のドレンパンやフィルター、エアコンの内部の清掃をする必要があります。
次に考えられるのは、エアコン内の部品の不具合です。
冷媒配管の結露はその代表的なものです。冷房配管は、通常は「断熱と結露防止」にカバーされていますが、外部からの衝撃で、そのカバーが外れることがあります。
冷媒配管内は冷たいガスが通っているので、カバーされていないと結露してしまい、配管を伝って室内機に結露した水が流れ込んでしまいます。
また、ドレンポンプ、ドレンアップメカの故障もよくある事例です。
ドレンポンプはエアコン内部の液体を吸出し・吐き出しをする装置ですが、この部分が壊れてしまうと水漏れが発生します。
経年劣化など故障の原因はさまざまに考えられますが、汚れが原因の場合もあるのでプロのクリーニングで直る可能性があります。
まれに、業務用エアコン設置直後に水漏れが発生する場合があります。
このような場合は、工事不良の可能性です。
特に多いケースが、ドレンホースの逆勾配かエアコンが傾いている工事不良です。
水は高いところから低いところに流れていくため、排水を考慮してドレンホースと壁掛けタイプのエアコンは自然に水が流れる傾斜がつけられています。この部分が本来と反対の傾斜に取り付けられている場合は、水漏れが発生します。
設置初期段階の水漏れは工事不良の可能性が高いので、業者に早めに相談して見てもらいましょう。
業務用エアコンの水漏れはそのまま放っておくと、エアコンの内外の機器等に悪影響を与えるため、早めに対処することが必要です。
ここでは、自分でできる水漏れの対処法をご紹介します。
ドレンホースの詰まりを自分でクリーニングし、さらに業者に内部を高圧洗浄機で洗浄してもらうことで水漏れの再発を防ぐことができます。
上記のような対策はあくまで応急処置のため、根本的な解決は業務用エアコンの専門業者に見てもらうことが一番です。
しっかりとした専門業者がエアコンクリーニングを行えば、トラブルの解決となるだけでなく、予防にもつながります。
エアコンの熱交換器は水を発生させる場所であり、非常に汚れが付きやすい場所です。
そのため、熱交換器の汚れを除去することが、トラブルの解決となり水漏れ再発の予防になります。
高圧洗浄は表面の汚れを水圧で除去する一般的な方法で、業務用エアコンであればこの手法でクリーニングが行えます。一番重要な部分である熱交換器を高圧洗浄し、徹底的に汚れを除去します。
実績のある専門業者に依頼すれば、エアコンクリーニングの際にエアコン内部の汚れを見極め、エコ洗浄剤から強アルカリ性まで、汚れに対応した洗浄薬品で洗浄してくれます。
また、大量の水で高圧洗浄をするため、頑固なエアコンの汚れと一緒に洗浄薬品も洗い流してくれます。
エアコンの中には、汚れも洗浄薬品は残留させないため、工事後のトラブルの心配もなく安心です。
ただし、薬品の洗浄は周囲への影響を考えて、作業のスペースを確保する必要があります。狭い事業所や施設などでは、場合によっては仕事に支障が出てしまうこともあるため、清掃時間を勤務時間とずらすか、別場所を確保しての勤務になってしまう場合もあります。
カビ対策やホコリをためないようにこまめにフィルター掃除をするなど、日頃からこまめなメンテナンスを行うことが水漏れ対策に繋がります。
水漏れが起こってしまうと、エアコン内部の清掃・点検をするしかありません。
普段のフィルター掃除などとは違って、エアコンを分解して掃除する必要があるので、業者のを借りる必要が出てきます。
定期的にクリーニングをしていれば、部品の破損に早く気がつけるかもしれません。故障の芽を未然に見つけて防ぐこともできます。
専門業者に頼めば、ほとんどの水漏れトラブルは、対処してもらうことが可能です。
しかし、一部の壁掛形エアコンの一定の場所に汚れがあると取り除けないことがあります。
壁掛形エアコンの中でも特に汚れが取りにくい部分は、背面側の熱交換器とドレンパン部分です。
このドレンバン部分は、エアコン上部と天井面の間に、十分な作業スペースがあれば、背面側の熱交換器の汚れはほぼ除去できます。
しかし、上部にケーシング(カバー)がある業務用エアコンは、作業スペースの問題もあり、汚れを落とせない場合があります。
業者へ依頼予定のエアコンが、クリーニング可能かどうかはご自身で判断することが難しいため、問い合わせて判断してもらいましょう。実際に清掃業者に見てもらうと、部品の交換が必要な場合もあり、その場合は部品の交換や補修の費用がかかります。
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その他、排水管高圧洗浄の無料診断も行っております。
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