厨房清掃は、大きく分けて
の2つに分かれます。
今回の記事では、「コンロ周りのフード・ダクト清掃」についてお話をしていきたいと思います。
厨房コンロ周りの清掃は、「衛生面」と「安全面」どちらにおいても非常に重要な作業です。
フード内部は油汚れやホコリ、カビ、細菌など様々な汚れが混ざり合っています。
それらを放置していると、異物混入の事故につながったり、従業員やお客様の健康被害を引き起こす可能性があります。
また、ダクト内部に油脂やゴミが蓄積されることで火災の原因となることもあります。
これらの問題を予防するために、定期的なコンロまわりの清掃は欠かせません。
厨房清掃の頻度は一般的に、フード内は半年から1年に1回、ダクト（天井裏）に関しては2，3年に１回程度が推奨されます。
最近では、月1回などの短いスパンでフード内の清掃をされる方も多くみえます。
短期間の間に清掃される理由としては、「汚れが多く蓄積していないため短時間で清掃作業が終わる」「見た目が綺麗に保てる」とのことでした。
また、グリスフィルターは清掃いらずで交換レンタルするサービスがあります。コンロ上の空気を室外に排気する際、油分を除去するためのフィルターのため、油分を多く含んだ汚れが付着しています。交換作業のみで手軽に綺麗になるため、人気のサービスのようです。
上記のグリスフィルターなど普段から目に見える部分の清掃は自分たちで行うことも可能です。
しかし、ダクトは天井裏にあることが多く、当社のような清掃業者に清掃を依頼をされる場合がほとんどです。
ダクト清掃を行うには、天井裏にあるダクト内部に清掃員が入れるように準備が必要です。
まずはじめに、天井裏に入るための点検口を確認します。
必要な箇所に点検口がない場合は、清掃の前に点検口の設置が必要になります。
清掃に必要な点検口がないとダクトの確認ができないために清掃業者への依頼が難しいことがあります。
天井裏に点検口の確保ができたら、ダクト自体にも人が入れるだけの点検口を作る必要があります。ダクトの長さによって複数の点検口が必要になります。
ダクト清掃の手順は、以下のようになります。
STEP1. ダクト内部に入り込むための点検口を開ける
STEP2. ダクト内部をブラシや掃除機などで汚れを落とす
STEP3. 洗剤や薬剤を使用して油脂を落とす
STEP4. 再度ブラシや掃除機などで汚れを取り除き、最後に水で洗い流す
ダクト清掃の専門業者は出張できる地域を考えるとある程度限られてきます。
営業面で施設近辺を回っていないと業者を探すところから難しい場合もあります。
数年に１回の清掃のため、ネットで実績や信頼性、技術力などを見ても信頼できるのかが難しいのが実情です。だからこそ、手配する業者をどこにするかが、業者選びのポイントです。
弊社はその点、年間を通してのメンテナンスのお付き合いをさせていただいているので、ダクト清掃以外で話すことのない施工業者と無理にコミュニケーションを取るよりは弊社を間に挟んで丸投げできる対応をさせていただいています。
ダクト清掃でよく見られるトラブルとしては、ダクト内部に異物が詰まってしまった場合や、清掃に使用した洗剤が残留してしまった場合などがあります。
これらのトラブルに対処するためには、業者としっかりとコミュニケーションを取り、清掃後の確認作業を十分に行うことが重要です。
厨房のダクト清掃にかかる費用は、ダクトの大きさや汚れの程度などによって異なりますが、一般的には20万から30万円程度が相場となっています。
複数の業者から相見積もりを取ると費用を抑えられるかもしれません。
しかし、安いからと専門知識がない業者に依頼し、ミスが発生するリスクを考えると、当社のような清掃専門業者にご依頼頂いたほうが安全の面でメリットがあると思われます。
ダクト清掃にかかる時間はどれくらいですか？
ダクトの大きさや汚れの程度によって異なりますが、数時間から1日程度が一般的です。
ダクト清掃中に営業を停止する必要がありますか？
ダクト清掃中は、業務を一時停止する必要があります。清掃作業が終了した後、ダクト内部をしっかり乾燥させる必要があるため、数時間から1日程度、営業を停止することになります。
ダクト清掃は自分で行うことはできますか？
ダクト清掃は、専門的な知識や技術が必要な作業であるため、自分で行うことはおすすめできません。専門業者に依頼することが推奨されます。
ダクト清掃は、定期的に行う必要がありますか？
厨房のダクト清掃は、定期的に行うことが推奨されます。
ダクト内部には、ホコリやカビ、油脂などの汚れが蓄積されることがあり、これらが放置されると健康被害や火災のリスクが高まります。定期的な清掃によって、これらの問題を予防することが可能です。
厨房清掃は、健康や安全面の観点から非常に重要な作業です。厨房のコンロ周りに蓄積されたホコリや油脂、細菌やカビなどの汚れは、放置すると健康被害や火災の原因となることがあります。
そのため、定期的清掃が必要であり、厨房清掃の頻度は一般的にはフード内は半年から1年に1回、ダクト（天井裏）に関しては2，3年に1回程度が推奨されています。
ダクト清掃は専門的な知識や技術が必要な作業であるため、業者に依頼することをおすすめします。
清掃箇所が特殊なため、専門知識や実績を持った清掃専門会社を手配すると良いでしょう。
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