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品質管理のための施設清掃のマニュアル化を推進!現場の質を均一にする必要性

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施設清掃の品質管理に欠かせないマニュアル化の推進!誰でも高い質を維持できる必要性とは

施設清掃の品質管理で最も重要なのは、「誰が作業しても同じレベルの清潔さを再現できる状態」をつくることです。 そのために、マニュアル化・教育・チェック体制を三位一体で整えることが、現場の質を均一にし、10年後も清潔を維持する最短ルートだと私たちは考えています。


【この記事のポイント】

  • 施設清掃の品質管理は「属人化をなくし、仕組みで品質を守ること」が目的です。
  • マニュアル化は、教育・引き継ぎ・チェックの共通言語となり、誰でも同じ質を再現できる状態をつくります。
  • 現場に合った清掃マニュアルとチェックリストを整備し、定期的な見直しを行うことで、クレーム削減と安全性向上につながります。

この記事の結論(施設清掃の品質管理とマニュアル化の答え)

  • 結論として、施設清掃の品質管理を安定させるには、「マニュアル化+教育+チェック」の仕組みづくりが不可欠です。
  • 清掃手順と合否基準を見える化すると、属人化がなくなり、新人でも初日から一定品質を出せるようになります。
  • 施設ごとのリスクと利用状況に合わせた専用マニュアルを作成することで、安全性・信頼・事業継続性を高いレベルで維持できます。
  • 日常清掃・定期清掃・緊急対応までを一連のマネジメントとして管理すると、長期的なコスト削減とクレーム未然防止に直結します。

施設清掃の品質管理とは何か?なぜマニュアル化が重要なのか

施設清掃の品質管理とは、清掃作業を「人の勘」ではなく「決められた基準」で評価し、常に一定以上の清潔さを維持するための管理の仕組みです。 ここから分かるのは、単に清掃頻度や作業量を増やせばよいのではなく、「どこを・どこまで・何を基準に」きれいと判断するかを言語化することが第一歩だということです。

品質管理が機能している現場では、以下のような状態が実現しています。

  • 汚れの残り・拭きムラ・異臭などのクレームが大幅に減少している。
  • 新人とベテランの仕上がりに大きな差がない。
  • 清掃範囲や優先順位が明確で、やり直し作業が少ない。

一方で、品質管理が不十分な施設では、「人によってやり方も仕上がりもバラバラ」「担当者が変わると急に汚れが目立つ」といった属人化の問題が顕在化します。 実務的には、こうした属人化を防ぐために、清掃品質の基準をマニュアル化し、チェックリストで日々の状態を見える化することが不可欠です。


属人化をなくす「当たり前の言語化」とは

品質管理の第一歩は、「当たり前」と思っている作業内容を一つひとつ言語化することです。 例えば、「床をきれいにする」という表現だけでは、人によっては簡単な掃き掃除だけをイメージし、別の人はポリッシャー洗浄まで含めて考えるかもしれません。

そこで、以下のように具体的な表現に分解します。

  • どこを: エントランスホールの床全面、出入口周辺1m範囲など。
  • どの順番で: ゴミ拾い → 掃き掃除 → 自動洗浄機で洗浄 → 乾燥確認。
  • どこまで: 黒ずみが目立たない状態、靴跡が残っていない状態まで。

このレベルまで言語化することで、「誰がやっても同じゴールを目指せる」状態に近づきます。 私たちの現場でも、「ゴミ箱が7割以上いっぱいなら回収」「鏡の水滴が肉眼で見えないレベル」など、目で見て判断できる基準をできるだけ具体的に定義しています。


合格ラインを共有するチェックリストの役割

清掃品質管理で最も大事なのは、「何をもって合格とするのか」という合否ラインを全員で共有することです。 そのために有効なのが、チェックリストと写真付きの基準例です。

チェックリストには、作業の有無だけでなく、合格状態の例を併記します。

  • 例:トイレの便器 → 「黄ばみ・黒ずみ・水垢が残っていない」状態を写真で表示。
  • 例:洗面台 → 「水滴が残っていない」「排水口に髪の毛がない」状態を明示。

こうした視覚的な基準を使うと、新人スタッフでも初日から一定レベルの品質に到達しやすくなります。 また、週次・月次でチェックシートを振り返り、「どの項目でやり直しが多いのか」を分析することで、教育の重点やマニュアルの改善点も明確になります。


10年先を見据えた施設清掃マネジメントの重要性

施設清掃の品質管理は、「今日きれいにすること」だけを目的にしてしまうと失敗します。 本来は、10年先を見据えた床材・設備・配管の寿命管理や、衛生リスクの抑制まで含めた長期的な視点が必要です。

例えば、温浴施設や医療施設では、「今は目に見えない汚れや菌」が、数年後の大きなトラブルにつながるケースがあります。

  • 温浴施設では、レジオネラ菌対策として、配管洗浄やろ過器管理をマニュアル化し、定期的な検査基準を設ける必要があります。
  • 医療施設では、ゾーニングや交差汚染防止を前提に、エリアごとに清掃レベルと頻度を変えたマニュアル運用が求められます。

こうした条件を踏まえると、施設清掃の品質管理は「単なる見た目のきれいさ」ではなく、「安全性と事業継続を守るリスクマネジメント」であると言えます。


施設清掃の品質管理を高めるマニュアル化の進め方

品質管理のためのマニュアル化は「現状把握 → 作業の分解 → 基準の見える化 → 教育と運用」の流れで進めるのが最も効率的です。 私たちも新規施設を担当する際は、まず現場の清掃状況を徹底的に診断し、「どこにリスクがあるか」「どこに無駄があるか」を洗い出すところからスタートします。


ステップ1 現状診断と課題の見える化

最初のステップは、現在の清掃レベルと運用実態を客観的に把握することです。 ここでは、以下の観点でチェックを行います。

  • 作業範囲に抜け漏れはないか(例えば、高所・裏側・隙間など)。
  • 作業頻度は適切か(多すぎる・少なすぎる箇所がないか)。
  • 汚れやトラブルが繰り返し発生している場所はどこか。

この診断の中で、スタッフへのヒアリングも重要です。 「時間が足りない」「道具が使いづらい」「基準が分かりにくい」といった声は、マニュアル改善のヒントになります。 診断結果は写真やチェックシートとして残し、関係者全員で共有することで、「何が課題なのか」の共通認識をつくります。


ステップ2 作業手順と基準のマニュアル化

次のステップでは、作業内容を単位作業レベルまで分解し、誰が読んでも理解できる手順書に落とし込みます。 このときのポイントは、「作業の順番」と「必要な道具・薬剤」「所要時間」「注意点」をセットで記載することです。

例えば、トイレ清掃のマニュアルであれば、

  • 手順: 入室前の準備 → ゴミ回収 → 便器内洗浄 → 外側拭き上げ → 床清掃 → 最終確認。
  • 道具: 中性洗剤、除菌剤、ブラシ、ウエス、モップなどを具体的に記載。
  • 所要時間: 個室1ブースあたりの目安時間を設定。
  • 注意点: 洗剤の混合禁止、換気の確保、防護具の着用などを明記。

また、「この状態なら合格」「この状態ならやり直し」という写真付き基準を併記することで、品質判断のブレを最小化できます。 私たちは、日常清掃・定期清掃・特別清掃(ワックス塗布、配管洗浄など)に分けてマニュアルを整理し、現場で使いやすい形に編集することを重視しています。


ステップ3 教育・評価・改善サイクルの構築

マニュアルは作って終わりではなく、「教育・評価・改善」のサイクルを回して初めて機能します。 私たちの現場では、以下のような流れで運用しています。

  • 初回教育: 新任スタッフに対して、マニュアルを使った座学+現場OJTを実施。
  • 日常評価: チェックリストによるセルフチェックと、リーダーによる定期確認を併用。
  • 定期見直し: 月次・年次でお客様と振り返りを行い、クレームやヒヤリハット事例をもとにマニュアルを更新。

評価の仕組みとしては、清掃品質を人事評価や報酬と連動させる「評価制度」を導入することで、スタッフのモチベーション向上につなげることも可能です。 現実的には、最初から完璧なマニュアルを目指すのではなく、「まず現場で使える80点のマニュアルをつくり、運用しながらアップデートしていく」姿勢が重要です。


よくある質問

Q1. 施設清掃の品質管理で最も重要なポイントは何ですか?

最も重要なのは、清掃品質の基準をマニュアルとチェックリストで見える化し、誰が作業しても同じレベルに到達できる状態をつくることです。

Q2. マニュアル化はなぜ必要なのですか?

マニュアル化は、属人化を防ぎ、新人教育・引き継ぎ・品質安定を同時に実現するために必要で、清掃レベルのばらつきを大幅に減らせます。

Q3. 清掃マニュアルには何を記載すべきですか?

清掃マニュアルには、目的と対象範囲、作業の順番、必要な道具・薬剤、所要時間、注意点、合格状態の具体例を写真付きで記載するべきです。

Q4. 新人スタッフでも品質を維持できますか?

手順と合否基準を細かく言語化し、現場OJTとチェックリストを組み合わせれば、新人スタッフでも初日から一定レベルの品質を維持できます。

Q5. 温浴施設や医療施設など高リスク施設でも対応できますか?

温浴施設ではレジオネラ菌対策、医療施設ではゾーニングと感染対策など、施設特有のリスクを踏まえた専用マニュアルを整備することで、高リスク施設にも対応できます。

Q6. マニュアルはどのくらいの頻度で見直すべきですか?

クレームやヒヤリハットの発生状況、設備更新、法令・ガイドラインの変更を踏まえ、少なくとも年1回以上はマニュアルを見直すことが望ましいです。

Q7. 清掃品質管理を導入するとコストは増えませんか?

初期はマニュアル作成や教育にコストがかかりますが、やり直し削減・クレーム減少・トラブル防止により、中長期的にはメンテナンスコストの抑制につながります。

Q8. どのようにスタッフの意識を高めればよいですか?

評価制度や定期フィードバックと組み合わせ、チェック結果を可視化し、改善点を共有することで、清掃品質に対する意識と責任感を高められます。


まとめ

施設清掃の品質管理において最も大事なのは、「誰が作業しても同じレベルの清潔さを再現できる仕組み」を構築することです。 そのためには、現状診断から始めて、作業手順の言語化と合否基準の見える化、教育・評価・改善サイクルまでを一貫したマネジメントとして設計する必要があります。

  • 施設清掃の品質管理は、属人化を防ぎ、安全性・信頼・事業継続性を守るための仕組みづくりです。
  • マニュアル化とチェックリスト整備により、新人でも一定品質を再現できる状態を目指します。
  • 定期的な見直しと評価制度を組み合わせることで、現場の質を均一に保ちながら、10年先まで清潔と安心を維持できます。


施設清掃とは?

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