株式会社環境システム社は、「10年先のキレイを保つ清掃品質」の徹底により、日本全国の数多くの温浴施設・病院・福祉施設・飲食店などの清掃業務を請け負っています。
「エアコン掃除と」聞くと、部屋に設置されている「室内機」の掃除をイメージする方が多いでしょう。
しかし、実はエアコンの室外機も、定期的に掃除をする必要があるのです!
室外機の掃除は、専門業者に依頼することが一般的ですが、日頃のお手入れはご家庭でも充分行うことができます。
ご家庭で簡単にできる室外機の掃除方法と、掃除するメリットについてご紹介します。
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エアコンの室外機は、室内の空気から吸収した熱を室外に放出する重要な役割を担っています。
室内機と室外機はパイプでつながっており、そのパイプの中には「冷媒」と呼ばれる流体が駆け巡っています。
冷媒とは、熱を温度の低い所から高い所へ移動させる流体で、冷蔵庫やエアコン内で流れるものの総称です。
パイプ内を冷媒が循環することによって、冷房のときは冷たい空気、暖房のときは温かい空気を送る仕組みとなっています。
室外機の基本的な構造は以下の通りです。
室外機にはコンプレッサーがあり、通常はモーター駆動のポンプです。主な機能は冷媒ガスを圧縮し、圧力と温度を上げることです。
圧縮された冷媒は、高温高圧の状態でコンデンサーコイルに流れ込みます。コンデンサーコイルは、熱伝導を促進します。
コンデンサーコイルはファンで囲まれており、周囲から空気を吸い上げ、コイルに吹き付けます。
冷房時は、高温の冷媒がコンデンサーコイルを流れ、ファンが熱を放散し冷媒が熱エネルギーを外気に放出するのを助け、冷やされた空気が室内に放出されます。
暖房時はその逆で、低温の冷媒がコンデンサーコイルを流れ、暖かい空気が室内に放出されます。
冷媒が室外機で熱を放出して冷えた後、高圧の液体になります。その後、膨張弁と呼ばれる小さな開口部を流れます。このバルブが冷媒の圧力を下げることで、冷媒は急速に膨張します。
エアコンの室外機は冷媒を圧縮し、コンデンサーコイルとファンを通して、建物内に最適な温度を提供することができるのです。
エアコンの効きをよくするためには、熱のやり取りを担う室外機も定期的に掃除して、正しく作動できるようにしておくことが大切です。
それでは、エアコンの室外機を掃除するとどのようなメリットがあるのでしょうか。
室外機を掃除するメリットを3つご紹介します。
室外機に汚れが詰まっていると、送風の力が弱くなってしまい、熱交換がうまくいかなくなります。
そのため、室内の温度調節のために過剰に電気が必要となります。
室外機の掃除で汚れや目詰まりを解消すると、過剰な電気を使用することがなくなり、節電につながります。
環境システム社では、室外機の性能を回復させる、「エアコン⽤コンプレッサー性能回復剤(MS-AC)」を取り扱っています。これを使用することによってエアコンの性能が回復し、消費電力をさらに削減することができます。
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エアコンの室外機の動作音がうるさくて困っている場合は、室外機の「フィン」にゴミが挟まっている可能性が高いです。
フィンは室温調節を行うための部品のため、目詰まりを起こすと異音を発生します。
また、モーター部分に、細かい砂が挟まってしまうことによって異音が発生することもあります。
そのため、室外機を掃除してゴミや砂などを取り除くと、動作音が静かになる場合があります。
掃除をすることで音の問題が解消するかもしれません。
室外機を掃除して正しく作動するようになると、エアコンの効きが良くなる場合があります。
定期的に室内機のフィルター交換を行うことでスムーズな排気を促すことができますが、室外機の状態もチェックしましょう。
エアコンの室外機の周辺に鉢植えなどを置いて、送風口をふさいでいませんか?エアコンの室外機の周囲に物を置くと、熱交換がうまくできずにエアコンの効きが悪くなることがあります。
室外機の正面や吹き出し口周辺には障害物を置かないようにすると良いでしょう。
また、ゴミで室外機が汚れているときも、エアコンの効きが悪くなってしまいます。室外機周辺のゴミは取り除きましょう。
室外機の掃除をするときは室外機の周囲の整理も行い、スムーズな熱交換や排気を促しましょう。
エアコンの室外機をすみずみまで掃除をするのは難しく、内部までしっかりと掃除するにはエアコンクリーニング専門業者に依頼する必要があります。
しかし、日頃のお手入れはご家庭でも十分にできます。ここでは、ご自分でできるエアコンの室外機の掃除方法をご紹介します。
はじめに、室外機の裏や室外機の外側にこびりついた汚れを取り除きましょう。
室外機は屋外に設置されており、常に風雨にさらされているため、とても汚れやすい機械です。
まずは、ほうきで砂ほこりを取り除き、次に雑巾で表面を拭いて綺麗にします。
吹出口に落ち葉やホコリなどが挟まっている場合は、歯ブラシでかき出しましょう。あまりに汚れがひどい場合は、軽く水で洗い流してもかまいません。
次に、室外機の裏側についている薄い金属板の「フィン」を掃除します。
フィンは室内の温度調節を行う上で、非常に大切な部品なので、しっかりと掃除しましょう。
フィンを掃除するときは、掃除機のブラシヘッドが便利です。
まずは、掃除機で大きめのホコリや砂などを取り除き、歯ブラシで金属板に詰まっている汚れをかき出します。
フィンは薄い金属板で構成されているため、強い力でやりすぎないように、注意しながら掃除しましょう。
「ドレンホース」とは、室温調整のときに室内機で発生した水分を屋外に排出するためのホースです。
このホースの中が汚れていると、エアコンから発生した水が詰まってしまい、漏水を起こしてしまうことがあります。
ドレンホースを掃除するときは、「ドレンホースクリーナー」と呼ばれる掃除道具の使用がお勧めです。
ドレンホースクリーナーは、ホース内の空気を吸い出す仕組みになっているので、奥に入ってしまった汚れも簡単に取り除けます。
ドレンホースクリーナーがない場合は、割り箸などを使って手の届く範囲のゴミを取り除いておきましょう。
エアコンの熱交換を行う室外機は、室内機と同様に掃除をしてスムーズに作動できるようにしておく必要があります。
室外機の汚れを放置しておくと、電気代の上昇や故障につながることもあるため、定期的にお手入れをしましょう。
ただし、室外機の細かい部品は一般の方では掃除することは難しいです。年に1回はプロに依頼し、内部までしっかりと掃除してもらうようにしましょう。
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