飲食店や介護施設では、キッチンは重要な役割を担っており、清潔を保たなければいけません。
「キッチンの綺麗さは保ちたい!!だけど、すぐに汚れるし掃除が面倒…。」
キッチンを使用する人にとって、誰もが持つ悩みですよね。
この記事では、できるだけ手間はかけず、キッチンの綺麗さを保つコツやポイントをご紹介します。
株式会社環境システム社は、「10年先のキレイを保つ清掃品質」の徹底により、日本全国の数多くの温浴施設・病院・福祉施設・飲食店などの清掃業務を請け負っています。
キッチンシンクの素材はさまざまで、それぞれに特色があります。主な素材をご紹介します。
銀色のステンレス素材は、キッチン素材として一般的な素材です。
耐熱性・耐久性・摩擦に強いのが特長で、シンクやキッチンの天板には、適しています。
荒めのスポンジでこすっても傷が残りにくいので、日々のお掃除がとてもしやすい素材です。
人工(人造)大理石は、樹脂で作られた素材です。
加工やカラーリングがしやすいのが特長です。定番はホワイトですが、最近ではインテリアに合わせてさまざまな色が流通しています。
天板とシンクのつなぎ目がまったくないデザインもあり、見た目・手入れのしやすさに優れています。
耐性とデザインを兼ね備えたキッチンとして、シンクはステンレス素材、天板は人工大理石素材、のように組み合わせて作ることもあります。
ステンレス素材のシンクは耐久性が高く、汚れをゴシゴシと擦って落とせることができます。そして、なめらかで凹凸の少ない人工大理石素材の天板は、汚れを優しく拭き掃除で落とすことができます。
それぞれの素材ごとのお手入れの注意点を以下のまとめてみました。
素材によっては、掃除の仕方が合わないと色褪せや傷の原因になってしまいます。掃除する前に、使用されている素材を確かめ、素材に適した掃除方法を行ってください。
排水溝の清掃方法について、以下の記事で詳しく解説しています。
シンクにたまりやすい汚れの種類は、大きく分けて2種類です。それぞれの汚れの特長や原因をチェックしてみましょう。
シンク全体が曇ったように白くなり、ウロコ状に見える汚れの原因は、『水垢』です。
水道水に多く含まれている、ミネラル成分が固まってできる汚れです。
軽い汚れのうちは簡単に落とすことができますが、きちんと水分を拭き取らないままで水垢が積み重なっていくと、石のように固くなってしまいます。
料理を作った時や食器を洗った時に出る、『油・生ごみ・食べカス』から発生するヌメリ汚れ。
その正体は食材から発生した雑菌が繁殖したものです。
シンクの排水口カバー・ゴミ受け・三角コーナーなど、水分が留まる場所にたまりやすい汚れです。
放っておくと、茶色く変色し悪臭が発生したり、排水口がつまったりする原因になります。
シンクは毎日水や食材を扱う場所のため、毎日使っていると『水垢』・『ヌメリ』の汚れが日々積み重なってしまう場所です。
こまめなお掃除が1番効果的なのですが、シンクを使うたびに掃除をするのは面倒ですよね。
シンクを綺麗に保つために必要なのは、“+5分”の毎日続けられる習慣お掃除です。
スポンジ・食器用洗剤・マイクロファイバークロスの3つのお掃除道具と、この3ステップだけで1日の汚れはしっかり落とすことができます。
シンク掃除の最大のコツは、最後にしっかり水分を拭き取ること。
使い捨てのキッチンペーパーや、水分を吸収しやすく速乾性の高いマイクロファイバークロスは、“習慣お掃除”には欠かすことができない重要アイテムです。
シンクのお掃除で最も重要なのは、汚れを日々溜めないことです。
毎日続けられて、『水垢』と『ヌメリ』を溜めずに綺麗をキープするコツはなんと1つ!!
“習慣お掃除”これだけでOKなのです!!
“習慣お掃除”のタイミングは、夜、食器などを洗い終わり1日のなかでシンクを使う最後のタイミングにしましょう。
忙しくて、疲れていて、毎日の習慣お掃除をしなかった…そんなとき、シンクの汚れは溜まりますよね。
お掃除時間がとれるタイミングがあれば、積み重なった汚れを落としたり、汚れ予防になる“丁寧お掃除”を是非やってみましょう!
丁寧お掃除は月に1回程度でも、汚れのリセットと予防に効果的です。
乾いた状態のシンクが白く曇って見え、ウロコ状の汚れがこすっても落ちない時はクエン酸を使いましょう。水垢汚れをつきにくくする予防効果があります。
排水口やゴミ受けのヌメリが落ちない時は、クエン酸と重曹を使った放置お掃除をしてみましょう。
汚れを浮かして洗い流すだけなので、ヌメリを直接触る必要はありません。
また、重曹とクエン酸は体に害を与えずにお掃除できるので、食品を扱うシンクにおススメめな掃除方法です。
衛生的にもよくない黒カビは、以下の様な清掃方法をおすすめします。
さらにガンコな黒カビ汚れには、漂白剤を使いましょう。漂白剤は除菌・漂白効果が高いので、根を張った黒カビでもしっかり落とすことができます。
カビ汚れの箇所に漂白剤を吹き付けて3分ほど放置したら、その後しっかりすすぎましょう。水が使えない場所の場合は、水拭きでしっかり泡を拭き取ってください。
キッチンのシンク掃除のコツは、『毎日の汚れをサッと洗い流す』と『水分を残さない』のたった2つです。
このコツを意識しながらお掃除して、シンクの綺麗をキープしましょう!
いろいろな掃除方法があるけれど、重曹やクエン酸なんて我が家にはない!そんなときには、どのご家庭にもある食材などでも代用できます。
炭酸水に含まれる「二酸化炭素」が汚れを浮かびあがらせてくれます。
油汚れも、よほどガンコでなければ、炭酸水で浮かびあがらせることができますよ。
飲み残した炭酸水を汚れ部分に振りかけて、スポンジなどで擦りましょう。掃除に炭酸水を使うのはなんだか勿体ない気もしますが、炭酸が抜けている炭酸水でも効果があります。
ジャガイモの皮には「サポニン」という界面活性剤としての働きをもつ物質が含まれているので、水垢や油汚れを落とすのに効果的です。
料理で使ったじゃがいもの皮の内側でシンクを磨き、水で洗い流してみましょう。じゃがいもの皮はシンクを傷つける心配もありませんし、食品なので小さいお子さんが触れても安心です。
柑橘系の皮には、油分を分解する「リネモン」とコーティング効果のある「ペクチン」、酸性の性質をもつ「クエン酸」といった成分が含まれています。
オレンジの皮の外側や内側を使って、汚れ部分をこすってみましょう。
キッチン用品などの小さいものであれば自分で綺麗にするのも容易ですが、大きく広いシンク、シンクが複数個あるともなると、汚れがガンコであればあるほど、手間も労力も必要です。
自分で試してみたけど汚れが落ちない!なかなかきれいにならない!そんなときには、ハウスクリーニングをしてくれる業者に掃除を依頼してみましょう。
一度プロの力でピカピカのシンクによみがえらせてもらえば、その後のお手入れにも熱が入って、ピカピカで綺麗なシンクに保つことができるようになるのではないでしょうか。
衛生的できれいなシンクをつくる第一歩です。
今回は、タイプ別にステンレスシンクの効果的なお掃除方法をご紹介しました。
掃除道具として重曹やクエン酸を常備しておくと、とても重宝するのでおススメです。
あまり使わないかも…という方には、オレンジの皮やじゃがいもの皮、また炭酸が抜けた炭酸水などもお試しください。普段は捨ててしまうものが効果的なお掃除アイテムに変身します。
ある程度の汚れであれば、今回ご紹介した掃除方法で落とすことができるでしょう。ですが長年放置していたガンコな汚れは自分の力では落とせないこともあるかもしれません。そんなときはプロに相談することをおすすめします。
一度ピカピカのシンクにしてしまえば、汚れをつけないために日々のお手入れにも熱が入るものです。シンク汚れが気になるのなら、さっそく掃除を始めてみましょう!
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