
株式会社環境システム社は、「10年先のキレイを保つ清掃品質」の徹底により、日本全国の数多くの温浴施設・病院・福祉施設・飲食店などの清掃業務を請け負っています。


今年の全国サミットは、これまで自分たちが積み重ねてきた活動が、ようやく一本の“線”としてつながってきたそんな実感を得られた場でした。
オフロ保安庁の取り組みには、「業者側の賛助会員が支えることで、施設の方が安価に学べる場をつくりたい」という強い思いがあります。今回、その思いの一端を担う形で講師としてお声がけいただけたことは、環境システム社として“情報提供のできるパートナー”へ近づいている証だと感じました。
さらに今号の温浴通信では、裏面で満天の湯さんの特集を掲載。加えて、前日の11月17日に撮影したTikTokの施設紹介動画もスピード編集・即日投稿し、順調に“万再生”を超える反響をいただいています。清掃会社としての本来の枠を超えつつも、清掃・発信・サポートという複数の取り組みが少しずつ繋がり、「施設に価値を返す」という一本の軸へまとまってきていることを強く感じたサミットでした。

茂木さんは、地元・秋田の温浴施設でのアルバイトからキャリアをスタートし、その後は薬剤メーカーで経験を積まれた方です。薬剤の調合や成分に関する深い知識をもとに、「オリジナル薬剤をつくり販売することで高い利益率を確保できる」と気づき、独立されたという背景があります。地方からということもあり、ネット販売の展開で最終的に個人向けの勝機を見出され、今に至ったようです。
そのキャリアを反映するように、今回のセミナーは 薬剤の成分から考えるコスパの良い代替洗剤に関してをお話しいただけました。一例を要約すると、どこでも使えるマルチクリーナーの主成分は界面活性剤です。市販のマルチクリーナーの価格と界面活性剤の濃度の関係からすると洗濯用洗剤”のほうが2倍以上コスパが良いから代替えが可能なのではないか。
実際のセミナーではさらに細かい成分の構造などである程度適しているであろう商品の例も踏まえた提案が行われていました。本物の知識をもたれた茂木さん経験からくる説得力があり、参加者の多くがメモを取りながら聞き入る、とても濃い内容のセミナーでした。

私のセミナーは清掃の質は定着率にありという題名でさせていただきました。清掃内容は技術面よりも採用が難しい時代において欠員をださないことが重要なので、離職を減らす=定着率を良くするために、評価制度を導入しましょうという内容です。
基本はほとんどの方がまじめなのに一部の注意を無視するメンバーが職場環境を悪くします。その一部に対して早期に対処する体制をつくることが離職減らすことになるため、そこに評価制度の整備をしておくことで対処ができるといった内容です。

2025年11月18日、一般社団法人ニッポンおふろ元気プロジェクトが運営する「オフロ保安庁」主催のセミナーにてお話した内容を公開ページです。

1年前に単身で参加したオフロ保安庁とのご縁がつながり、今年は講師として登壇し、温浴通信でもコラボできたことに大きな感慨があります。満天の湯さんのことをもっと学ぶ最良の機会は、セミナー後のバックヤードツアーです。現場の工夫を直接知れる貴重な体験なので、来年11月のサミットにはぜひ現地参加をおすすめします。

ニフティに限らずですけど、「投票してください!口コミ書いてください!」みたいなことはあまりしないようにしています(こういうのやってますよという告知程度に留めてます)。
順位や件数はあまり気にしてないのですが、お客様が投票したくなる、ポジティブな口コミを書きたくなる、つまり心を震わせるような店舗運営や企画は心掛けています。楽しいとかきれいとか親切とか、またここに来たい!と思わせるような運営をしないとファンになってもらえないですし、熱烈なファンが増えれば自ずと投票行動のような広がりにつながると思うんです。
熱烈なファンは自分がいいと思ったものを広めたいですし、世間に見つかってほしい、評価されてほしいと思いますからね。
その感覚は大事にしています。

わかりづらいものをどう定着させていったのか。
近隣に競合店が出店するタイミングで、自社が生き残るにはスペックでは勝てないのでソフト面を徹底的に磨き上げる路線に舵をきりました。方針についてこれないスタッフの離職もありましたが、「店舗運営の価値観を揃える」ためには致し方なかった時期だと思います。炭酸泉を目的に来るのではなく、ここで働くスタッフが一番の商品で、そのスタッフに会いにくるモデルを目指しました。
「毎日行きたくなるおふろ屋さん」をコンセプトに掲げているのですが、「また行きたい」と思ってもらえる要素を常に均一のクオリティで提供し、期待外れだったということなくしていかないと、せっかく来てくれた新規の方が、二度と来ないお客様になってしまうわけです。なので、衛生管理も接客も両軸で内部を整えて、それから満を持して集客策をとるようにしてきました
会社が良しとする接客手法・応対事例をみんなでまねましょうというところからコツコツやっていき、いい事例を残したら相応の評価をする、という繰り返しで価値観を揃えていきました。
正直めんどくさいですよ(笑)
ただ、やはり年1とかで外部の目に触れるタイミングがあることで、管理帳票の査定などを通して不備やルーズになっていることに気付くきっかけにもなるんですよね。
自社で同じ人間が永続的にやっているとやはり支配人任せ、店長任せみたいになってしまうので、教育の機会と捉えて活用しています。
コロナやサウナブームを経て、温浴への新規参入がとても多くなったと思います。
事業者も、周辺業者も、今までの狭い世界での慣習が一気にくずれ、新たなオペレーション視点やプロダクト、サービスがこの業界に風穴をあけたと思いますし、その波に乗れたか乗り切れなかったかで大きく二分したとも思います。
万能な正解フォーマットのない業界ですし、単店の努力はたかがしれていますから、横のつながりを深めて事例を共有したり、業界自体が強い塊として浮上していかないといけないと年々思います。
当社の清掃マニュアルの作成の流れを約3分で説明しています
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